校長あいさつ
江田島中学校校長の宮本好章です。
本校勤務3年目となりました。これまでに経験したこと、学んだことを生かして、江田島中学校の生徒のために尽力いたします。
私は、毎年1学期の始業式と入学式で次のことについて話をします。
一点目は、本校の学校教育目標についてです。
本校の学校教育目標は、「凡事徹底 ~誇り・感謝・挑戦~」です。「凡事徹底」とは当たり前のことを当たり前にすること、と思われています。しかし、「凡事徹底」の本来の意味は「当たり前のことを当たり前にするのではなく、当たり前のことを人ができないくらい一生懸命やること」だと言われています。「当たり前のことを人ができないくらい一生懸命やる」そんな生徒が育つ学校でありたいと思います。
二点目は、礼儀についてです。
「礼を正す」 私は校長として、このことに最も力を入れてきました。
「礼儀は鎧・礼儀は人を守る」という言葉を、目指す生徒像のスローガンに入れています。「挨拶をする」「お礼を言う」「謝罪する」など人として当たり前のことが日ごろから素直にでき、周りの人から信頼され、そして愛される人間が育つ学校を目指します。「礼儀は鎧・礼儀は人を守る」の意味を理解し、心から実践でき、社会に出て通用する「礼儀」を身に着けた人間に成長してほしいと思います。
また、生徒は常々「一生懸命がかっこいい」という言葉を口にします。恥ずかしがらず、合唱やダンスなどに全力を出し切っている現在の姿を、これからも伝統として受け継いでいってもらいたいと思います。
江田島中学校での3年間が、生徒の人生にとってかけがえのない3年間になるよう、生徒も教職員も「誇り」と「プライド PRIDE」を持って、毎日の生活を送っていきます。「通って良かった!」「通わせて良かった!」「働けて良かった!」そんな学校を目指します。
今後とも、保護者・地域の皆様のご理解・ご協力をいただきますよう、よろしくお願いいたします。
江田島市立江田島中学校 校長 宮本好章